ココナッツ(ココヤシの実)は、古くから(オイル、ミルク、パウダー等の)食品として広く利用されています。
また、カーボン含有率が非常に高いため、その殻( 内果皮 )は活性炭の原料として利用されて来ました。
それは、高熱量で高品質な燃料となりうるという事を意味しています。
ココナッツは生育が早く、(同じ木から)3ヶ月毎に収穫でき、1本の木から(1回あたり) 50~70 個の実を収穫できます。(再生サイクルが早い)
また、ココナッツの農産物としての収穫量は6000万トン年以上とされ、その内、燃料に適した部位(内果皮)は重量比12%程度であり、720万トン/年以上となります。
この様な事から、ココナッツの内果皮( Coconuts Kernel Shell 略して“CKS”)は、多量に継続的に生産(排出)され、安定的に供給できると考えられます。
※実の内部の堅い殻の部分を燃料に使用します。
この部分はヤシの実全体量の10~12%(重量比)です。
※実全体重量の計量は収穫直後、CKSは乾燥状態(含水率10%以下)で計量。
CKS熱量実測値(原産国:フィリピン)
・高位発熱量 5,000Kcal/kg
・低位発熱量 4,690Kcal/kg
・灰分 0.4wt%
・ナトリウム 330mg/Kg
・カリウム 2,000mg/Kg
・全クロム <0.5mg/Kg
・全水銀 <0.05mg/Kg
・全水分 11.2%
CKS(ココナッツ内果皮)は、発熱量が高い上、灰分が少ないのが特徴です。
当社はFIT制度に適合する認証プログラムであるGGL認証を取得しています。
※GGL(Green Gold Label)とは:
Green Gold Label スキームは、調達されたバイオマス製品が持続可能な方法で生産されたという保証を提供するために設計されています。このスキームは、生産地(森林管理または農業)およびサプライチェーン情報(エネルギーと炭素)を考慮します。また、日本(経済産業省資源エネルギー庁)の「FIT制度下における持続可能性評価基準」に適合した第三者認証です。
ココナッツの農産物としての収穫量は6,000万トン/年以上とされ、そのうち、燃料に適した部位は重量比10~12%程度で、約600~720万トン/年以上となります。
当社の供給量としましては当初、フィリピン及び周辺国より、10,000~20,000トン/月程度とし順次増量する計画です。
生産国 | 生産量 | CKS量 | 予測輸入可能量 |
フィリピン | 約1,500万トン/年 | 約150~180万トン/年 | 約22~27万トン/年 |
基本的には、積み出し港から、日本のご指定港までの効率的なルートですが、要求量や船のサイズ等により、途中積載の可能性もございます。
また、ご指定港によって船のサイズに制限がある場合もありますので、詳細打ち合わせが必要です。
ばら積み船が基本となりますが、試験燃焼等、少量の場合はコンテナによる輸送方法も可能です。
容量の目安は40Ftコンテナ1本で20~25t程度の輸送が可能です。
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